LEANDRO BISIACH
- Milano
- 1900
- 15260
LEANDRO BISIACH(レアンドロ・ビジャッキ)
b.1864~d.1945
クレモナのオールドマスター達に続く新時代の名工。才能ある職人であり、鋭い商才を持つ実業家。
1886年にミラノでAntoniazziの工房で 製作技術を学び、1890年頃に自身の工房を設立した。Leandro Bisiach (Ⅰ)工房は多くの優れた職人を雇用。その中には彼の師であるRiccardo Antoniazzi、父のGaetano Antoniazziと兄弟のRomeo Antoniazzi、Gaetano Sgarabotto・Giuseppe Ornati・Ferdinando Garimberti・Iginio Sderci ら名工が揃い、当時のイタリアで最も重要な弦楽器工房の一つとなっていた。
Leandro Bisiach (Ⅰ)自身の作品も高品質で、1895年から1910年にかけてアトランタ・トリノ・パリ・ミラノ・ブリュッセル等、数多くのコンクールで受賞しており、1914年以前の楽器は特に高く評価されている。様々なモデルを製作したが、主にストラディヴァリ、アマティ、グァルネリのモデルを製作した。オレンジ〜レッドの美しい輝きを持った柔らかいニスが特徴。
弟子でもある4人の息子たち(Andrea・Carlo・Giacomo・Leandro Ⅱ)も長年工房で働き工房の伝統を継承した。
証明書・鑑定書付き
下倉バイオリン
東京都千代田区神田駿河台2-1-33
近江兄弟社ビル 2 階
TEL:03-3294-7706(代)
平日・土曜:10:45 ~ 19:15
/ 日曜・祝日:10:30 ~ 18:30
定休日:年中無休