現ウィーン国立音楽大学ヴァイオリン演奏科教授 ロスヴィタ・ランダッハー先生
【選定者】ロスヴィタ・ランダッハー先生 現ウィーン国立音楽大学ヴァイオリン演奏科教授
【プロフィール】 ウィーン生まれ。3歳よりヴァイオリストの父、イザドル・ランダッハーよりヴァイオリンの手ほどきを受け、幼い頃から神童として著しい才能をあらわす。6歳ですでにパガニーニのヴァイオリン協奏曲でデビューを飾り万人の賞賛を得る。ウィーン国立音楽大学ではリカルド・オドノポゾフ、ジョセフ・シボーに師事し、またその後モスクワ音楽院を経てパリ国立音楽院ではジョセフ・カルヴォのもとで研鑚を積む。またマスタークラスでは、ヘンリック・シェリング、ナタン・ミルシティンに師事。1971年ニコロ・パガニーニ国際コンクール(ジェノヴァ)第3位をはじめ、1970年カールフレッシュ国際コンクール(ロンドン)、1972年カナダ モントリオール国際コンクールなど世界の主要な国際コンクールで受賞し、パガニーニコンクールでは特別にパガニーニ自身が愛用したヴァイオリン「グァルネリ」を使用しての演奏を求められたとのエピソードもある。これまでにウィーン交響楽団、ウィーン放送管弦楽団、ベルリン交響楽団、ベルリン放送管弦楽団、ドレスデン交響楽団、ハンガリー国立管弦楽団、モーツァルテウム管弦楽団など、世界の名立たるオーケストラとの共演は数えきれないほどあり、指揮者M.アツモン、J.フレンツィック、G.ヘルビッヒ、H.ワルベルグ、T.ストゥルガーフ、St.ヴラダー、Ph.アントルモンらの元でヴィニアフスキー、シベリウス、パガニーニ、バルトーク、ストラヴィンスキー、メンデルゾーン、モーツァルト、プロコフィエフなどの協奏曲を演奏している。またザルツブルグ・ウィーン・オシアッハ、プレゲンツ・リュブリャーナ・モントルー音楽祭など、ヨーロッパの主要な音楽祭へはもとよりアメリカ合衆国、南アメリカ、アジア(日本、韓国、台湾)など、世界各国より招かれ演奏活動を行っており、ラジオ・テレビ等の収録も数多く、彼女の持っている豊かな表現力、また質の高い完璧な技術は常に世界中の観客を魅了し、「ヴァイオリン界のスター」「ヴァイオリンを弾く歌い手」「本物のセンセーション」など各国で絶大な賛辞を獲得している。 彼女のソリストとしてのレパートリーはヴィヴァルディからバルトーク、ストラヴィンスキーまでと幅広く、同時にウィーン室内八重奏楽団を指揮するなど室内楽へも積極的に取り組み、室内楽奏者としてもバッハからバルトークまで定評がある。また近年はコンクールの審査員やマスタークラスで、オーストリア(ウィーン夏期国際音楽ゼミナール、学習会音楽アカデミーは毎年開催)、スペインなどのヨーロッパ各地、ペルー、韓国、台湾などで後進の指揮者としても大変高い評価を得ており、1985年にウィーン国立音楽大学ヴァイオリン演奏科の教授に就任以降、ウィーンフィルハーモニー管弦楽団、ウィーンフィル放送管弦楽団・団員をはじめ、世界中に数多くの優秀なヴァイオリニストを輩出し続けている。
ロスヴィタ・ランダッハー先生による選定品