高木 和弘氏公開レッスン&ミニ・コンサート イベントレポート

高木和弘 公開レッスン&ミニ・コンサート
受講生のみなさん

2011/10/8 数々のコンクールで輝かしい成績を残している”高木和弘氏”の公開レッスンが行われました。
今回受講されたのは3名。公開レッスンなので会場には先生だけでなく、受講生の演奏と高木氏のレッスンを聴く聴講者もいるわけで、受講生にとっては、
”演奏会+レッスン” という大きなイベントでもありました。
「目の前で自分の演奏を、憧れのバイオリニストとみんなが楽しんでいる。」
そんな緊張感も受講生のみなさんにはあったのではないでしょうか?

高木氏のレッスンは、われわれでは気がつかない些細なところを、ご自身の模範演奏とともに的確にアドバイス。しかし、その些細なことでも、より完成度の高い演奏へと進化させてくれるのです。
テクニック的な部分だけでなく、音楽に対する心構えや楽曲への理解力など、ソフトの面でも受講生を確実にレベルアップさせてくれました。
高木氏の心のこもった熱いレッスンのおかげで、ステージの上でみるみると上達する受講生。
高木氏と3名のバイオリニストの、これからのさらなる活躍が楽しみですね! それでは、受講生のみなさんの感想を聞いてみましょう!

荻野 紗良 さん 東京工業大学1年

曲目:パガニーニ/クライスラー編 ラ・カンパネラ

高木先生の素晴らしいレッスンを受講させていただきありがとうございました。
先生のとても面白いトークの中で、たくさんの貴重なご指摘をいただき、とても実り多い、楽しいレッスンでした。
特に、「耳がついていかないような音楽は演奏してはいけません」というお言葉は印象深く、今後ずっと心に刻んでおきたいです。
また、同じパッセージの繰り返しのところでは「天津甘栗の美味しさをいかに伝えるか」というたとえを用いて説明して下さったのが面白く、新鮮でした。
「音楽を以て技術を制する」ような演奏ができるよう、日々精進していきたいと思います。
本当にありがとうございました。

金子 竜暢 さん 東京音楽大学4年

曲目:バッハ 無伴奏バイオリンソナタ1番

高木先生のレッスンは非常に楽しく、本当に勉強になりました。
具体的な練習の方法を示したり、ご自身で弾いてみせてくださり、先生のおっしゃるすべてが新しい経験でした。
また、先生の終始絶えない、本当に魅力的な笑顔のおかげで、あまり緊張することなく楽しく受講することができました。
楽しく貴重な時間を過ごす事ができました。
本当にありがとうございました。




松澤 つばさ さん 桐朋学園大学卒、同研究科修了

曲目:フランク バイオリンソナタ イ長調

 

 

さて、次は聴講いただいた皆様の感想も聞いてみました!

●とても丁寧に指導されていてわかりやすく良かった。聴いている方にも理解しやすかった。
●高木さんのお話がとても楽しく解り易かったです。細かく丁寧に実演しながらで受講生との対比がはっきりしていて、どういうクオリティーを目指すか明確でした。歴史的背景や変遷もまじえて説明してくださったので、とても興味深く勉強になりました。受講生の方もすぐに反応が出来て良く練習してあってすばらしい。
●ていねいな解りやすいレッスンでした。弓の使い方やフレーズの発展の仕方など大事なことをたくさん勉強できました。
●やわらかな関西弁でユーモアあふれるレッスンで楽しかったです。「テクニックを凌駕した音楽を伝えること」心に残りました。
●子供と初めて公開レッスンに参加しましたが、先生のお話しがとてもわかりやすく、楽しく、音楽について奥の深さを知る事が出来て大変勉強になりました。
●普段プロの方が行うレッスンをいうのは、あまり聞かない上に聞ける機会もありませんので、今回は非常に勉強になりました。
●今回が初めてでしたが、とてもわかりやすく勉強になりました。
●普段は譜面どおりに弾くことばかり意識して練習しているので、曲のニュアンスを大切にしていこうと思いました。大変参考になって良かったです。
●レッスンは本当に素晴らしく、日本人の感覚に分かりやすい言葉で説明して下さったのが良かったです。なかなかこういう風に言って下さる先生はいないと思いました。また是非、高木先生の公開レッスンを開催してほしいです。このような企画を有難うございました。

   

【東京交響楽団コンサートマスター 高木和弘氏 プロフィール】

東京交響楽団コンサートマスター 高木和弘1972年、大阪に生まれる。6歳よりヴァイオリンを始める。

第2回京都フランス音楽アカデミーにてP.ドゥカン氏に師事。その後渡仏し、フランス国立リヨン高等音楽院に首席入学。森悠子氏、エドワード・ウルフソン氏に師事し、研鑽を積んだ。同校ヴァイオリン部門を首席で卒業し、渡米。南メソディスト大学でエドワード・シュミーダ氏の薫陶を受ける。2000年9月からは文化庁派遣芸術家在外研修員として、シカゴ芸術大学で森悠子氏に師事した。

中学校、高等学校在学中に、日本国内の数々のコンクールに優勝、入賞を果たす。
1989年、大阪府立北野高等学校より文化活動振興賞を受賞。
1997年度エリザベート王妃国際音楽コンクール入賞
1998年第54回ジュネーブ国際音楽コンクール ヴァイオリン部門第三位入賞(一位なし)
2001年5月、フィショッフ室内楽コンクールで、Eusia弦楽四重奏団の第一ヴァイオリン奏者として、第一位を受賞。
1997年度には京都青山音楽記念館(バロックザール)より青山賞受賞。2005年度、文化庁芸術祭新人賞、大阪文化祭大賞をそれぞれ受賞。2007年度には第19回ミュージック・ペンクラブ音楽賞オーディオ部門録音作品賞を受賞。

日本ではソリストとして活動の傍ら、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪シンフォニカー交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団など数多くのオーケストラで客演コンサートマスターを務める。またDJ YOKU率いる「A HUNDRED BIRDS」のヴァイオリン奏者としてクラブシーンでも活躍。
欧米各地でも2000年よりEusia弦楽四重奏団としてコンサートを定期的に行っている。2001−2002年度にシヴィック・オーケストラ・オヴ・シカゴのコンサートマスターを務めた後、2002年11月から2006年2月までドイツヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターを務める。
フィンランドのオウルンサロ・フェスティバルに2002年度にはeusia弦楽四重奏団のメンバーとして、2003年度にはアーティスト・オヴ・ザ・イヤーとして招かれるなど、国内外でのフェスティバルに招待演奏家として数多く参加している。

2006年4月から2007年8月まで大阪センチュリー交響楽団首席客演コンサートマスターを経て現在、東京交響楽団コンサートマスター、山形交響楽団特別首席コンサートマスター。長岡京室内アンサンブル、いずみシンフォニエッタ大阪、Eusia弦楽四重奏団の各メンバーとしても活躍。
http://www.kazuhirotakagi.com

【佐藤勝重氏プロフィール】

ピアノ 佐藤勝重桐朋女子高等学校音楽科(共学)を首席で卒業後渡仏。その後パリ国立高等音楽院を

1等賞、パリ・エコール・ノルマル音楽院の高等演奏家課程を賞賛つき満場一致で卒業。
これまでに福岡幸子、江戸弘子、G.フレミー、G.ムニエの各氏に師事。この間、全日本
学生音楽コンクール全国大会優勝やSOFIA国際ピアノコンクール第1位受賞など、国内外
のコンクールに入賞する傍ら数多くのコンサートに出演。また、2000年にはワルシャワで
行われた第14回ショパン国際ピアノコンクールに日本代表として推薦出場を果たし、その後ショパンを中心としたリサイタルを全国各地で開催しており、海外では、フランスのショパン・フェスティバル(パリ)、ルーマラン城(南プロヴァンス)、フォーラム・ミュージカル(ノルマンディー)などの音楽祭への出演やシャン・シュール・マルヌ城での定期演奏会に加え、ブルガリアでのリサイタルを大成功におさめるなど、国内外で意欲的な活動を行っている。
近年はアレクセイ・トカレフ(元レニングラード交響楽団首席トランペット奏者)や高木和弘(東京交響楽団コンサートマスター)とのデュオで全国各地で演奏会を行い、また、国際オーボエコンクール(軽井沢)公式ピアニストやラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭、創立160年を迎えるフランスの名門吹奏楽団(パリ・ギャルド・レピュブリケンヌ)で唯一の邦人ピアニストとして全国ツアーと韓国公演に参加するなど、様々な分野で幅広い音楽活動を展開している。
これらの演奏以外にも音楽雑誌への執筆やセミナーでの講義、コンクールの審査員なども
行い、桐朋学園音楽大学非常勤講師、昭和音楽大学にて後進の指導にも力を入れている。

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